前回のブログで、流れに身を任せて生きるということについて綴りましたが、今日は「流れ」ということを「いい姿勢」に絡めて、ちょっとだけ綴りたいと思います。



「いい姿勢」

と聞いて、あなたが思い浮かべる姿勢はどんな姿勢ですか?

おそらく、学校の体育などで教わったように、「手は横に、胸を張って、背筋をピッと伸ばした状態」ではないでしょうか?

そもそも、人間の体は約60%が水分でできているので、(皮膚で覆われてはいますが)僕自身もあなた自身も常に「流れている」(もしくは揺れている)存在なわけですね。

そんな理由から、実は、これがいい姿勢です!っていう型はないんです。

だって、常に揺れているから。(そう、人間は揺れているから立っていられるんですね)

もし「はい、この状態!」っていう「いい姿勢」の型があったとしても、その状態で居続けることはそもそもできないはずですし、そうしようとすると本来の「流れ」を止めようとする作用(身体の緊張やストレスなど)が働いてしまうので、心身の健康のためにもよくないはずです。


僕にとって、「流れに身を任せて生きる」ということは、そういうことでもあるわけです。(回りくどいですが・苦笑)

もしあなたが、「姿勢をよくしたい!」と思われているとしたら、まずは「良くしたい」「良く在りたい」と思うことを一旦脇に置いておいて(笑)、

「自分という存在は揺れているから立っていられるんだ(揺れていいんだ)」

って思う習慣を身につけること。そして、自然の「流れ」に身を任せて、自分自身を静かに観察することをおすすめします。



「え〜、でもよくわからないんですけど〜。。。もっと具体的に話してくれないと!」というあなた。





・・・ぜひ次回(来年の春に開催予定)の「姿勢のワークショップ」にご参加くださいね(笑)。







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