こんばんは!寺田純也です。



だいぶ暖かくなってきましたね。


お店のまわりに生息する丸虫君たちの歩行速度がやや早くなってきましたから、もう春は間近のはずです(笑)。




僕自身も最近いろいろな準備に取り組んでいますが、春の足音がやや早くなってきているので、ちょっと焦り気味です。(といっても超がつくほどマイペースでのんびり屋の僕のことですから・・・)





DSC_0830.JPG






先日、お客さまのKさんが、他店でお求めになった靴を当店に持ってこられました。
親指の爪が当たってしまうことと、踵がカパカパしてしまうので、なんとかなりますか?ということがKさんのご要望でした。


爪のほうは、アッパーの革を伸ばし、インソールを微調整して解決。踵抜けのほうは、甲を留めるゴムを取り付ける加工をすることでなんとかなりました。



こんなときは八方ミシンが大活躍します。




八方(はっぽう)なんて言葉は、この八方ミシンか、八方美人ぐらいでしか使わないですよねー。



って思ってましたが、デジタル大辞泉を調べてみたら、結構ありました。






◆はっぽうびじん【八方美人】
だれに対しても、如才なく振る舞うこと。また、そのような人。どこから見ても欠点のない美人の意から。

◆はっぽうだし【八方出し】
出し汁を煮立てて酒・味醂・醤油などを加えたもの。湯豆腐・そば・てんぷらのつゆなどに用いる。八方汁。八方下地。

◆はっぽうにらみ【八方睨み】
四方八方へ目を配ってにらみをきかせること。
画像などの目がどの方向から見てもにらんでいるように見えること。また、そのような画像。

◆はっぽうふさがり【八方塞がり】
陰陽道で、どの方角に向かって事を行っても、不吉な結果が予想されること。
どの方面にも差し障りがあって、手の打ちようがないこと。

◆はっぽうやぶれ【八方破れ】
備えがなく、いたるところすきだらけであること。

◆はっぽうよし【八方好し】
どこから見ても欠点のないこと。また、その人。

◆つきていはっぽう【月亭八方】
上方噺家。出囃子は「夫婦萬歳」。本名:寺脇 清三(てらわき せいぞう)。上方落語協会書記長。








あ、すみません、最後のは間違いでした(笑)。




ということで、消化不良ではありますが(苦笑)、今日これにて終了します!





よい週末をお過ごしくださいね~。






P.S.
3月10日から19日まで(13、14日を除く)期間限定で、トリッペンの靴が数多く店頭に並びます。もしご都合がよろしければ、お気軽にお立ち寄りください♪