ということで、昨日の続きです。


70代に「経験値」×「意欲」×「体力」の数値曲線のピークを持っていく、という話でしたが、それらを個別に考えてみます。





まずは「経験値」とは、チャレンジした数、失敗した数の総和だと思いますね。


ダラダラと年を重ねても意味がないと思いますし、その時その時で自分の最善を尽くし、失敗を恐れずにチャレンジし続ける姿勢が必要なのかなと。


そうすれば、50代、60代、70代と年を重ねていくうちに、必然的に経験値を増やしていくことができるのではないでしょうか。





次に「意欲」ですが、意欲を言い換えれば、熱意であり、情熱であり、そして、気持ち(メンタル)の強さ、と言えますね。


大辞林には、「物事を積極的にしようとする意志、気持ち」とありましたが、やっぱりメンタルの強さがなければ、70代ピーク論は成立しないでしょう。




最後に「体力」ですが、僕が思う体力とは、筋肉隆々で腕立て100回できるマッチョ系体力ではなく、余分なものが削ぎ落とされたバランスの良い身体、しなやかな身体、痛みのない身体、疲れにくい身体を持ち、(2キロや3キロをいかに早く走ることができるか、といった基準ではなく)10キロとか20キロぐらいの距離を無駄な労力を使わずに、いかに効率良く歩けるか、といった基準をもとにした体力ですね。


うん、ちょっとわかりにくいですけど、どちらにしてもそんな感じです。








こう考えてみると、「体力」が70代ピーク論の一番のポイントになりそうですね。




体力があるからこそ、意欲(メンタル)や熱意が維持でき(チャレンジでき)、そしてその結果、経験値が積み重ねられ、70代になっても世の中の役に立てられる・・・。





ということは、「足が健康である」っていうことがいかに重要なことなのかおわかりいただけたかと思います。(←・・・というオチです・笑)







今の日本のシステムでは、40〜50代がピーク→65歳とかで定年→老後、みたいに勝手に決められていますが、人生って(みんながみんな)そんな決まりきった流れじゃつまらないですし、こうやって70代で一番働き盛りの人生を送りたいって宣言してみるのも、ちょっとは意味があることかなっと思ってブログに綴らせていただきました。


とにかく、一度きりの人生、自分の理想を追求しなければ、面白くも楽しくもないですから。



歩くことに悩みを抱える一人でも多くの方に、歩くこと(=人生)を楽しんでいただけるように、1年でも2年でも長くこの仕事を続けたいですし、70代、80代になっても、世の中のために何らかの役に立てられる人間でありたいものです。






ということで、長々となりましたが、最後までお付合いくださり、ありがとうございました。



素敵な週末をお過ごしくださいね。







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追伸
この靴は、このブログで何回か登場している僕の私物(トリッペン)です。
まだ修理もせず、5年ほどガンガン履いています。70歳になっても履いていたいですね。